あれから16年

その日の早朝、
身体がベッドから浮き上がる感じで目を覚ましました。
丁度『胴上げ』されたかのような状態です。


え???夢???


そう思うまもなく、ごごごごという音(に聞こえました)と共に
ベッドが左右に揺れだして、振り落とされないようマットにしがみつく私。


何何何何!・・・一体何?



揺れが収まったとき、初めて頭の中で一つの単語が浮かびました

地震・・・ですね。これ、地震なのですね。



しばらく(今から思えば実際はごく短時間だったと思います)して
別の恐怖が浮かんできました。

普段なら飛んでくるはずの別の部屋で寝ている
両親が来ない!物音すらしない!

慌てて両親の寝室のふすまを開け『大丈夫!なんとも無い?』











『・・・悪いけど、このタンスどけてくれんか?』


暗闇の中手を伸ばすと、あるはずの無い場所にタンスの感触が。
ふとんと左右平行に置いてあったタンスが支えあうように
丁度『人』の字のように倒れたため怪我は一切無かったものの
身動きが取れなかっただけでした。


幸いな事に私の実家では
食器の半分と炊飯器と電子レンジがぶっ壊れ
電気はすぐに、ガスは翌日くらい、水道も比較的早い時期に回復という
かなり恵まれた状況でした。



辺りが明るくなり、食材の確保に出掛けたコンビニで
『阪急(電車)伊丹駅が大変な事に』という噂を聞き
そのまま現地まで足を伸ばして見たものは・・・


早いものであれから16年経つのですね。
被害に会われた方に、合掌。




本日のBGM (春よ、来い 松任谷由実)



夢よ 浅き夢よ 私はここにいます

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この記事へのコメント

  • Miya

    奇跡の人の字タンスですね。
    タンスとタンスが支えあって。。。
    なんか意味深なエピソードですね。

    僕も当時、東大阪の大学に通ってまして、校舎のあちこちガラスが割れてました。阪神地域の方は大変な惨状でした。
    緊急時でも消防車が入れない路地のピックアップ調査に出かけたことを思い出します。
    2011年01月17日 15:52
  • たけうち@箱庭楽団

    > Miyaさん、コメントありがとうございます。

    このときの地震でタンスの上から物が落ちてきて
    顔を怪我されたご近所さんがいらっしゃいました。

    その方を病院に運ぶために
    信号機能が全て停止した国道171号線を車で突っ走り
    伊丹市民病院まで行った事を思い出しました。

    ほんの少しの『何か』の違いで怪我をしたり無傷だったり
    不思議な気がします。
    2011年01月17日 19:10
  • iso

    すごい経験をしたんじゃね。僕もあの地震は覚えています。二階で子供を二人抱いて次を待っていましたが すぐに治まりTVを点けて確認したら兵庫・・・あの揺れが兵庫・・・「エ~」その時点のニュースではお年寄りがこけて軽い怪我をしたというこでしたが、「そりゃ、ありえん」とカミさんと話していたんです。
    何日か経って2号線バイパスはプレハブを積んだトラックが何台も走ってました。 よく無事で・・・
    2011年01月21日 18:43
  • たけうち@箱庭楽団

    > isoさん、コメントありがとうございます。

    幸い私の家族も住んでいるマンションも大した打撃は受けなかったので
    こうして過去を振り合える事が出来るように思います。

    実際のところ震災後暫くは
    ほんの少しの揺れを感じただけでビビっていた私ですが。
    2011年01月23日 19:00

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