先日もお伝えしましたように
PhotoGenic(フォトジェニック) ST-180の最大の欠点は
このブリッジにあると思います。
先日の記事と重複しますが念のため・・・
・理由その1 ブリッジを止めるばねの巻き数が少なく、駒が安定しない
(弦交換の際にはブリッジプレートから浮いてしまう)
・理由その2 駒に付いているイモネジが緩く、弦交換の際に大きく動く
(そのため弦交換後は毎回、せっかく整えた弦高調整をやり直しています)
※あくまでも私の意見です。そしてうちにある個体における症状です。
さすがにこれではやってられん、ということで
ブリッジを交換しました。
作業方法
・今付いているブリッジを外す
・ブリッジを固定しているネジ穴のうち、外側2箇所を埋める
~木工用ボンドをしっかりとくっつけるため、丸一日寝かせる~
・新しく載せるブリッジをボディに当て、位置決め&マーキング
・マーキングに沿って電動ドリルで穴を開ける
・ボディにブリッジを載せ、ネジ止め
・オクターブ&弦高調整
載せ換えたブリッジは↓こちら
25年前、TokaiのTalbo購入時に付いていて
家に持ち帰った瞬間にとっぱらったブリッジ『Tokai AR-I』です。
このアームアップはおろか、フローティングすら否定するような肉厚なフチ
『アームは一切使用しない、ブリッジはボディにベタ付け』
という今の私ならば、まあ使えないこともないし
ネタとしても面白そうなので付けてみました。
※ナットにつけるロックユニットとアームは使用していません
出来上がりはこんな感じです。
早速、音を出してみました

※パーツ交換の度に音量が上がり(設定は同じですが)
音がクリップ(歪む)個所が目立つようになってきたので、以前よりも少々入力レベルを下げています。
↓ブリッジ交換前の音です(2009.11.02にアップした音源です)

以下、参考資料です。
↓以前のブリッジの重さが約200g
↓今回交換したTokai AR-Iの重さが約350gです。
この記事へのコメント